The Microsoft Conference 2013 に参加した会社のチームメンバーに教えてもらったのですが、Xamarin が凄いことになっている!とのこと。それはぜひやらねば!早速、Mac mini と Xamarin (評価版) で iPhone アプリ開発を始めました。

インストールして指示に従えばほとんど迷うことは無いのですが、Mac が無いと試せないことなので共有を。

http://xamarin.com

購入したのは Dual Core (Core i5) の Mac mini です。

先に Mac で Xamarin をダウンロードしてインストールします。iOS SDK もストアから Xcode と一緒にインストール出来ます。

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Xamarin iOS with Visual Studio をインストールして、Visual Studio を起動すると、iPhone アプリのテンプレートが選べるようになっています。

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選択すると「Xamarin iOS with Visual Studio はビジネスかそれ以上のエディションじゃないと使えないよ」と、Xamarin アカウントの作成とログインを求められるので、登録し、「Begin a Trial」 を選びました。(これを選ばないと、プロジェクトが読み込まれない)

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プロジェクトが無事読み込まれると、Mac 側で「Xamarin iOS for Build Host」というサービスを立ち上げるように指示するウィンドウが表示されます。このとおり、Mac で OS X の右上で検索してサービスを起動します。

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Mac 側でサービスが立ち上がると、Visual Studio 側で Mac を選択できるようになります。選んで進みます。

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Mac 側にボタンを押すと PINコード が表示されるウィンドウが表示されるので、押して覚えます。

Visual Studio 側は Enter PIN のテキストボックスに、覚えたPINコードを入力して Pair ボタンを押します。

 

あとは F5 でデバッグ出来るはずですが、最初の Hello World テンプレートでは入力しなければならないところが。

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エラー ウィンドウを確認しながら直します。

 

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プロジェクトのプロパティで、Application name と Identifer を入力します。アプリ名と一意識別子・・・なんだっけ、何でもいいのかな。

あとは、デバッグ ツールバーで、 iPhoneSimulator を選択して、F5 でデバッグ開始できます。

 

無事、Mac OS X 上で iPhone シュミレータが立ち上がりました。

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もちろん、ブレークポイントを置いてデバッグも出来ます!

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いや~!こんなに簡単にいくとは。これは素晴らしい。

(正直、私の自宅では Surface RT でのリモートでバッグは未だにうまくいってないし、仕事でやってた SharePoint なんてデバッグがまともに出来なかったので、それよりも圧倒的に簡単と言わざるを得ない …)

私は3年前に一度 objective-c で iPhone アプリを書くのには挫折している(というより、Visual Studio の性能に比べると他のエディタで開発はほぼ出来ない)ので、今回は Visual Studio で開発出来ることに凄く期待しています。

それも、(jQueryがお墨付きをもらったときと同じように)Xamarin を Microsoft が推奨している!

そして、クラスライブラリも共有できるようになった!!

これで本気でマルチデバイスでのアプリ開発が出来ますね~♪

 

参考:Introduction to Xamarin.iOS on Windows

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