皆さんは勉強会やセミナーに参加して、その時はわかった感じがしたり感動したけど、いざ実際に手を動かそうとしたら全然出来なかった、っていう経験ないですか?多くのセミナーでは、概念を詳しく教えて貰えたり、その通りに手を動かすことである程度のものが作れる課題をやったり、ということが多いのではないでしょうか?

もちろん、そういう機会も大切ですが、自分の経験を考えると、私はもっと実践で使えるスキルを習得できる機会を欲していたように思います。

私達プログラマが普段新しい仕事を始める時は、そういう説明を詳しくしてもらえるというより、まずなにはなくてもプログラムコードをわたされるのではないでしょうか?仕様書がなくても、説明できる人はいなくても、コードだけはある、という状態から仕事を始めることは多いように思います。私たちはコードから意図を読み取ろうとすることには慣れています。そこにもう少しだけ解説が加われば、あとは自分で調べながら開発をすることができます。

私たちが目指している勉強会はどちらかというとそういう体験ができることを重視しています。例えば、会社の隣のチームに突然ヘルプで呼ばれて、コードとちょっとした解説をもらって部分的に仕事を手伝う、終わってみれば今まで知らなかったことをちょっと理解できるようになっている、そんな経験に近い勉強会が出来たらいいなぁ、と思ってます。

そのためにサンプルのためではなく、実践のために作られたちゃんと動く公開されたアプリのソースコードを共有するというスタイルを採用しています。

参加者がノートPCを持ち寄って、自分のPCでコードを好きに読みながら、スピーカーの解説に耳を傾ける。

そうやって実際に自分で手を動かすことができるきっかけを得られれば、と思うのです。

 

みんなで開発した方が楽しい

実は私は「バクマン」という漫画が好きです。深夜まで頑張る姿や、常にスキルの向上を目指す姿勢は、漫画家の生き方もプログラマの生き方も通ずるものがあると感じました。中でも、主人公の二人が担当や仲間とアイディアを出し合って真剣に漫画を考える場面が大好きです。なんか、もう、一番絶好調に開発を行っている時の自分を見ているようで、ワクワクして、励まされました。

プログラムも独りで続けるのは辛いし、みんなで一緒に開発する楽しさを知ってしまえば、独りの開発は寂しくてつまらないです。自分の思いもよらないようなアイディアに感動したり、妥協案を選択する時でも同じ思いを共感して、明日に繋げたり、そういうチーム開発でしか味わえないやり甲斐は、かけがえのないものです。

そういう仕事が出来れば一番ですが、いつもそういうわけにはいかないかもしれません。また、仕事はそんな感じで充実していても、最新技術や知らない技術を勉強する時には違うかもしれません。

そういうときに勉強会で知り合った仲間と同じような体験はできるでしょうか?

サンプルだけを扱う勉強ではそれはなかなか難しい気がします。

「バクマン」でもそうであるように、本気の開発、真剣な実装であるからこそ、生まれてくるアイディアだったり、決断だったり。時に苦しみを乗り越えてこその体験なのだと思います。

この勉強会でそういう開発を行える仲間の輪を広げられると嬉しいです。誰でも気軽にアプリ作りに参加できて、その内容をスピーカーとして発表できるようにしていきたいです。

 

そうは言っても社会人は仕事やプライベートが優先

私たちは、勉強会のコミュニティを作るまで、知り合いのメンバーの仲間内だけでチーム開発を行ってきましたが、そんな少人数のチームであってもやはりメンバーそれぞれに、本業の仕事が忙しくなって家に帰れないほどになったり、体調を崩したり事故にあったり、プライベートなイベント、ライフステージの変化、様々な事情で中・長期的にメンバーが開発を休むことが多々あります。

それでも辞めたと宣言しないこと。やめなければ続けられる、それが長続きするポイントだと思っています。

勉強会も、常に参加する全員が最新の情報を追い続けてアプリを作り続けて発表し続けられる・・・というのは、やはり現実的に無理でしょう。

いつでも、「少し休む」宣言をできて、またいつでも「復活」宣言を出来て、アプリを作るメンバーも流動的にある程度柔軟にいつでも入れ替わることができるようになれたらいいと思います。沢山の人がアプリのコードを共有できて、開発について熱く語って、アプリを愛して、少しずつアプリを育てながら自分たちも成長していける。いつも本気で、いつでも休めて、いつでもまた帰ってこられる場所。それが当面の目標かもしれません。

まぁ、そんな重い感じじゃなくても、気軽に、自分が開発で困った時に「これ、どうしたらいいと思う?」と相談できるだけでもいいですよね。

 

進め方はまだこれから

この勉強会はまだまだこれからです。進め方も、内容も目標も手探り、やった方がいいと思うことはいくらでもあるけど、すべてはいきなりはできない、少しずつやれることからやっていきたいです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。