Windows 8 Developer Preview でも紹介しましたが、私は VMware Workstation 8 (有料版)と VMware Player 4(無料版)を使用してます。
Player 4 は Workstation 8 にも付属していて、Workstation 8 で作成した仮想PCをそのまま使用することが出来ます(Workstation 8 を使うと、無料のPlayerを使うのとは違って、ホストの Visual Studio から直接デバッグが楽に出来たり、と開発者に嬉しい機能が沢山使えます)。
その VMware に Windows 2008R2 をインストールして、SharePoint や Exchange を勉強して、資格を取得しちゃおう!というのが、当面の私の目標(そして、後輩の目標)です。
Windows 2008 R2 をインストールしただけでは Aero にならない
さて、その VMware の仮想PC に Windows 2008 R2 をインストールしたときにも、Aero Glass(半透明のウィンドウ表示)を使いたい!と思います。これだけでカッコイイのでやる気 40% 増しです!
しかし、Windows 2008R2 には Windows 7 同様の Aero Glass 表示機能が含まれていますが、標準では有効になっていません。音の再生も有効になっていないぐらいなので、当然でしょうか。
詳細は次の記事がとても参考になります。
- Windows Server 2008 R2 をディスクトップ OS として利用する – TETLIST
- Windows Server 2008 R2 Remote Desktop で Aero Glass を利用する – TETLIST
- Enabling Aero Glass Transparency in Windows Server 2008 R2 on VMWare.
具体的な操作の概要としては、
- 仮想PCの「3Dグラフィックスのアクセラレーション」を有効にしておく
- 機能の追加から「デスクトップ エクスペリエンス」を追加する
- 個人設定で「Aero テーマ Windows 7 」を選択する
- 必要に応じて、システムのプロパティの「パフォーマンス」を変更する
- リモートデスクトップで使用する場合は「ローカルポリシー」も変更する
という感じです。
画面キャプチャーで紹介すると、
まず機能を追加して・・・
サービスを自動起動するようにすると
テーマで Aero が選べるようになるので選択すると Aero になります。
ここで、VMware の「3Dグラフィックスのアクセラレーション」が無効だと、半透明の Aero Glass になりません。
VMware の3Dグラフィックスのアクセラレーションを有効にしたらウィンドウが半透明で表示されます。
必要に応じて「パフォーマンス」を変更すると、Windows 7 と同じ状態になります!
VMware で一人で使用するときは、リモートデスクトップの設定は特に必要ないかな。グループポリシーエディタを起動するコマンドは
gpedit.msc
そして、色の解像度を32ビットにし、リモートデスクトップのデスクトップコンポジションを許可します。
複数人で使用する場合も、この設定でAeroが使用できるのはたぶん管理者ユーザーだけだと思います。私の記憶が確かなら、Cal(ライセンス)を買わないと複数人の Aero は出来なかったような・・・違ったらごめんなさい。